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2023/06/16

  • 会社の素顔

「○○○○」という一言が持つ広がりと奥行きと

南米コロンビアで軽飛行機の墜落事故後40日に渡って4人の子どもたちが生き延びていたというニュースは驚きでした。 「4月からNHKラジオのスペイン語講座でコロンビアのことをやっている」と聞き、見慣れない横文字は飛ばして日本語部分でテキストを見てみると、コロンビアは陸続きで5つの国と国境を接し、国土面積は日本の3倍。その国内には、諸島部、カリブ海、太平洋沿岸、アンデス、オリノコ川沿岸部、アマゾンと6つの特徴的な地域があって、地形や自然等が変化に富み、生物多様性に恵まれた国、ということですが、今回生存した子どもたちもそうである少数民族のことは記載がありませんでした。一言で「南米コロンビア」と言っても、その広がりと奥行きには驚かされます。(ちなみに、アマゾンでは軽飛行機の墜落事故は結構発生していて、墜落してもジャングルの木々がクッションになって生存者も多いそうです。) 一つの言葉が持つ広がりと奥行きには関心を持つべきでしょう。一つの建設会社の持つ広がり(関連法規数、顧客数、協力会社数、影響を受ける社会現象のカテゴリー、その他)や奥行き(企業の持つ強み、お客様からの要求に応える力量、技術力など蓄積された情報の伝承、その他)等々、一つの企業について語るにはいったいどれだけの言葉が必要なのかと思います。 同じく、「お客様の思いに応える」といった場合の「お客様の(家に対する)思い」はいったいどれほどの内容があるのでしょうか。経験を積んでいくと、「お客様はこのようなことを言われる」とおよその検討をつけているものですが、それでも、それが思い込みになって、誤解を生むかもしれません。聞き取りをさせていただくときには極力こちらの先入観は捨て、ありのままをお尋ねする姿勢も必要なのではないかと日々感じています。 予算とか見積等の数字も大切ですが、言葉のやり取りも大切ですね。

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