earthquake resistance performance
自然災害も安心。
地震に強い家。
いつ発生するか分からない地震に備えて、食料や飲料、防災グッズなどを準備しておくことが必要です。 それは、住まいも同じ。ただ、住まいは食料などのようにいつでも準備できるわけではありません。 だからこそ、「地震に強く、安心できる家」を私たちはつくります。 自然災害も安心できる家に住むことが、毎日笑顔があふれる暮らしにつながると考えています。
木造建築を頑強に組み上げる上で最も重要なポイントは、柱や梁の断面欠損を極力減らすことです。
一般的には簡単に外れないように複雑な切り込みが必要となり、柱と梁を接合するには断面積の約半分の45.8%欠損します。
この接合部の欠損部分こそが、強度が弱まる原因となり、さらに木造建築の揺れへの弱点につながります。
そこで、その弱点の強化をはかり、当社で採用しているのが「金物工法」。
接合部に金物を用いることで、複雑な切り込みは不要となり、欠損部分は取り付けるためのボルト穴(12mm)と金物を取り付けるためのスリットのみ。
そのため、断面欠損を10%に抑えることが可能となります。
無垢の木材は強度にばらつきがあり、見た目ではその強度を測ることはできません。
しかし、三和建設が採用する「集成材」は強度が明確。
JAS規格の集成材であれば、それぞれの木材に「JASマーク」があり、種類や強度等級、樹種などが一目瞭然となります。
安心できる構造体をつくるためには、構造材の強度が均一で、かつ明確に品質が保証されたものが必要です。
だからこそ、当社では無垢材よりも強度が明確である集成材を採用しています。
国が定める耐震性は「耐震等級3」が最高等級。
その最高等級「耐震等級3」が三和建設では標準仕様。
基準となる耐震等級1は、震度6強から7に相当する、数百年に一度起こりうる大地震で、
損傷は受けても人命が損なわれるような壊れ方をしない強度を持つことが必要です。
当社標準仕様である「耐震等級3」は、耐震等級1の1.5倍の強度があることから、災害時の
救護活動や災害復興の拠点となる消防署や警察署などで多く採用されています。
三和建設ではさらに耐震性能を向上させるため、制震装置「MIRAIE」を採用しています。 制震装置「MIRAIE」は、本震だけではなく繰り返し来る余震にこそ力を発揮。 実証実験の結果、震度7強の加震に対して、揺れ幅を最大95%低減できることが実証されています。 建物は地震の回数だけ負荷がかかり、ダメージを蓄積してしまいます。そこで、地震のたびに 最大95%揺れを軽減する「MIRAIE」で、家の損傷を抑えることで住まいを守ります。
01揺れを最大70%(※)吸収
優れたエネルギー吸収性能を持つ高減衰ゴムは、高層ビルや斜張橋などの制震装置にも採用され、安全を支えています。
※実大振動台実験による。
02繰り返す地震に効果を発揮。
本震だけでなく、何度も発生する余震から住まいを守りつづけます。地震によるダメージを軽減するので、補修を最小限にとどめます。
03高い制震性能が長期間つづく。
MIRAIEの「高減衰ゴム」は、90年(※)経過しても性能がほとんど変わらないことが実験で確認されています。メンテナンスの必要もありません。
※促進劣化試験の結果による。