2018/09/02
- 快適住まいのお手入れ
やってて良かった!台風対策
昨今、豪雨や台風などが続いており、心配が絶えませんね。
先日の台風20号でも、建物に被害を受けた方が多くいらっしゃいました。
弊社のご相談窓口である三和の「お客様あんしん倶楽部」(※)専用ダイヤルには、10件以上のメンテナンスのご依頼をいただき、対応させていただきました。
しかし、台風20号の上陸から半月を絶たずして、台風21号の接近が予報されており、三和建設のある近畿圏にも、4日(火)15時頃に最接近する予報です。(2018年9月2日午前10時現在)
そこで、台風20号で実際にあった被害も含めて、皆様にもできる台風対策をお伝えします!
ご自身で出来る台風対策をして、大切な家族や家を守りましょう。
※三和の「お客様あんしん倶楽部」の詳細はこちら
このようなことを事前に確認したり、準備したりして、台風に備えることで大切な家族や家への被害を軽減することができます。 「大丈夫だろう」ではなく「念のため対策をしておこう」という姿勢が、大切な家族や家を守るのです。 とはいえ、ご自身ではできないこともあります。 決して無理はせず、ご自身でできることから対策をして、台風に備えてください。
◆台風に備えてやっておくべきこととは?
最新の台風情報を確認する
当たり前のようですが、こまめに台風情報を確認することは大切です。 「今この時にどのあたりに台風がいるのか」 「上陸している場所がどのような状況なのか」 「自身が住む場所にはいつ頃被害が出そうなのか」 そのような情報を入手し、適当な対策をとってください。 また、台風情報だけでなく、大雨や暴風などの警報や注意報、避難指示や避難勧告などの情報もこまめに確認しましょう。家の周りを確認する
自転車や植木鉢、ホースなど、普段お庭に出しているものはありませんか? そのようなものがあれば、できるだけ家の中に入れましょう。 倉庫など大きかったり重かったりして家の中に入れることができない場合は飛ばされないようにしっかりと固定しましょう。ベランダ廻りを確認する
先日の台風20号の後、弊社にご依頼いただいた中で最も多かったメンテナンスの内容は、「雨漏り」です。 しかし、その中には少し手入れするだけで防げたものもあります。 それは、ベランダのドレン(排水口)です。 ”ベランダのドレン(排水口)を掃除したことがない”という方もいらっしゃいますが、そこにゴミや落ち葉が詰まっていると、ベランダの水が流れずにあふれてしまい、部屋に入ってくることがあります。 そのため、ベランダのドレン(排水口)にゴミや落ち葉が詰まっていないか確認し、もし万が一詰まっていたら掃除しましょう。 また、物干し金物も要注意です。 物干し金物から竿を取り外し、竿とハンガーや洗濯バサミなどの小物は家の中に入れましょう。 先日の台風20号の時にも、実際に物干し金物に竿を掛けたままにしていて、竿が風に押されたために物干し金物が根元から取れてしまったという事例もありますので、注意しましょう。窓を補強する
台風接近時に必ず行っていただきたいのが「雨戸またはシャッターを閉める」こと。 強風や暴風によって、様々なものが飛んできます。ご自身のお庭周りは片づけていても、近隣の方の物や折れた木の枝など、様々なものが飛ぶ可能性があります。 その飛んできたものが窓にあたって、窓が割れてしまわないように雨戸やシャッターは必ず閉めましょう。 なお、雨戸やシャッターがない場合は、割れた窓ガラスの破片が飛び散らないようにカーテンを閉めておきましょう。 さらに、引き違いサッシ(※)のクレセント(鍵)は必ずかけましょう。 クレセントを掛けておらず、暴風雨に窓が押されて、レールやサッシの隙間から室内に雨水が入ってくるという事例も実際にありますので、注意しましょう。※引き違いサッシとは 左右2枚のガラスをスライドして開閉するサッシのことで、左右どちらも開くことができます。
固定しているフックやビスの緩みを確認する
屋外に、物を固定しているフックやビスがありませんか? 例えばテラス屋根や収納棚など、物を固定しているフックやビスが緩んでいると、暴風雨で外れてしまい飛ばされてしまう可能性があります。 実際に先日の台風20号の後、弊社でメンテナンスさせていただいたご自宅でも、「”固定しているビスが甘くなっているなぁ”と感じながらも手を加えておらず、テラス屋根が飛んでしまった」と仰っている方も多くおられました。 フックやビスが緩んでいる箇所があれば、台風が来る前に締めなおしましょう。このようなことを事前に確認したり、準備したりして、台風に備えることで大切な家族や家への被害を軽減することができます。 「大丈夫だろう」ではなく「念のため対策をしておこう」という姿勢が、大切な家族や家を守るのです。 とはいえ、ご自身ではできないこともあります。 決して無理はせず、ご自身でできることから対策をして、台風に備えてください。