前回からさらに工事が進み、上棟前に外部の配管工事を行っていきます。
三和建設は長期優良住宅が標準仕様ですので、メンテナンスが必要になった際に配管が取替えできるようサヤ管工法を採用しています。

続いて足場組です。足場を組み上棟時の安全確保と飛散防止用ネットを張って近隣対策を行います。

その後も順調に工事は進み、いよいよ上棟です！
上棟時は棟梁と応援の大工さんがほぼ一日で屋根下地まで組み上げていきます。一日で組み上げることを聞くとお客様はいつも驚かれます。

ご存じの方も多いかと思いますが、上棟とは棟木と呼ばれる屋根を支える一番高い場所に取り付ける梁のことで、その棟木が取付けられると完成です。

上棟式にお菓子や餅撒きをするといった地域もありますが、この辺ではそういったことを行うことはほとんどありません。三和建設では棟が上がった当日には上棟式は行わず屋根工事と外壁養生が終わってからあらためて行うようにしています。構造材は乾燥材を使っていて多少雨に濡れても問題はないですが濡れてしまうと気分的に嫌なものです。外部仕舞が終わるまではブルーシートで家全体を包み雨対策し工事を進めています。

そういえば昔は上棟の当日に夕方から上棟式と食事会をしていました。現場に投光器を灯してお客様、大工さん、三和の15名ほどでじっくり腰を据えてお寿司や焼き鳥などをつまみながらビールやお酒を酌み交わして上棟を祝っていたのを思い出しました。懐かしい思い出です。