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2023/09/26

  • コラム

住まい(住み方)への配慮

 書庫を片付けていると20年ほど前の記録のファイルから「高齢者配慮」というタイトルの資料が出てきました。それほど字数も多くない記録ですが、様々な視点から議論されていた跡が窺えます。

 住まい方に応じて完成後の建物も少しずつ使い勝手が良いように変化していってくれたらいいのですが、そんな柔軟性(?)のある建物はありませんね。そのため、20年後30年後を見据えた計画を設計に盛り込むこともあります。特に近年は「ストック型住宅」として建物を長持ちさせていくようになっています(日本の建物の「平均寿命」は欧米の半分だそうです。)ので、より将来を見据えた計画が必要になります。

 医療ソーシャルワーカー(MSW)の職に就いている方に聞くと、「外出先で交通事故に遭って、手術入院されて、退院されたら元の家では生活できないこともある」そうです。突発的なお気の毒な事故には言葉もありませんが、高齢化することは、誰しもが容易に想像できます。

 住宅の場合、高齢者や障碍者への配慮は主には大きく2つの観点から考慮されています。「移動時の安全性の確保」と「介助のし易さ」の観点です。

「移動時の安全性の確保」では、段差をなくすバリアフリーにすることや手すりの設置、などが検討されます。また「介護のし易さ」では、車いすでも移動や方向転換がしやすい廊下にすることや浴室やトイレのスペースを広く取ることなどが検討されます。

 さらにこれら以外でも、シャッターは電動の方が良いのでは?とか、コンセントやスイッチの高さにも配慮が必要なのでは?とか、そもそもスイッチは人感センサーの方が良いのではないか?とか、外構部もバリアフリーにした方が良いのでは?とか、オール電化の方が安全か?とか、その他多くのことが検討されます。

 一口に「配慮」と言っても、相手のことを何もわからなければ心も配れません。作る側がいくら「こうしたらいいのでは?ああしたらいいのでは?」と会議したところで、お施主様のことをよく知らないままでは、それがたとえ専門性に基づく知識であっても、文字通り「机上の空論」になります。建築させていただくからには、お施主様のことをよく知らせていただいた上で設計にかからなければなりません。

三和建設ではこういったバリアフリー対策を行った設計を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

三和建設は宝塚市をはじめ、阪神・北摂を中心に注文住宅の建築・住宅設計・分譲地開発・土地売買・公共施設建設などを手がける建設会社です。RC(鉄筋コンクリート造)住宅、SE構法、2×4工法、重量鉄骨造、外断熱工法など様々な工法に対応しています。家づくりのことなら三和建設にお任せください!

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