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2023/03/27

  • 会社の素顔

「健康経営」について

今年も「健康経営優良法人」の認定を受けることができました。平成30年に初めて「健康経営優良法人2019」に認定されて以来、5回目になります。
「健康経営」のセミナーを社員が初めて聴いたのは平成27、28年頃で、その後平成30年に協会けんぽ兵庫支部からのご案内で「『わが社の健康宣言』事業」に参加させていただきました。

その頃はまだ「健康経営」の意義も良く理解していませんでした。「健康経営」で掲げる理念や要素の大切さは理解できましたが、当社には当たり前のことのように思えたからです。
「健康経営優良法人」の認定基準には、「経営者自身の健診受診」や「従業員の健康診断の実施(受診率実質100%)」、「コミュニケーションの促進に向けた取り組み」、「受動喫煙対策に関する取り組み」等、20数項目の基準がありますが、そのほとんどが当社では何年も前から日常的に普通になされていたことだからです。(当社の創業者の理念の一つが「明るく健康的に」ですので。)

毎年の定期健康診断では役員を含め全員が受診していますし、コミュニケーションが疎になることはありませんし、受動喫煙に関しては20年以上前の新入社員の提案から「館内での喫煙は決まった場所で」と分煙の処置がとられてきましたし、等々。このように当たり前にやっていることを改めて申請することは必要なのか?と疑問に感じていました。

ただ、「当たり前」という主観的な捉え方だけでなく、第三者に認定されるという客観性を持つことは健康に対しての考え方を維持することに大いに役立つものだと思います。それは例えば品質管理において、自分たちだけでいくら「良いものを作っています」と言ったところで、客観的な尺度がないことには、何か柱が欠けているような気持になるようなものに似ている感じです。

品質管理では、ISO9001の仕組みに負うところが大きいですが、当社がISO9001の認定を受けた20数年前は、恥ずかしいことに、社内のコミュニケーションに少々問題がありました。それを解消すべくISO9001の認定に取り組みました。「健康経営」も「会社を良くする仕組み」と捉えると、社内の問題の解決に役立つものであるべきだと思えます。(幸い社内に健康や衛生関係では問題はありませんが。)

企業で働く者がもし不健康であれば、仕事に支障が出ることは容易に想像できます。「健康経営」という仕組みで働く者が不健康な状態に陥ることを防ぐなら、役員、社員が同じ価値観を持ってこの仕組みを維持していくべきだと思えるようになりました。

「明るく健康的に」良い仕事を続けていきます。

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