長年住み慣れた家を建て替えるにあたり、お施主様ご夫婦が望まれたのは、
「これからの人生を安心して穏やかに過ごせる、災害に強く美しい住まい」でした。

構造には、高い耐震性能と自由な空間設計を両立する SE構法 を採用。
木造でありながら鉄骨造に匹敵する強度を実現し、地震にも強く安心して暮らせる確かな構造体としています。

外観は、落ち着いたタイルの外壁と深い軒の水平ラインが安定感を演出。
一方で、東側に伸びる塔のような縦のボリュームが建物に力強さとシンボリックな印象を与えています。見る方向によって異なる表情を見せる立体構成とし、街並みに溶け込みながらも存在感を放つデザインに仕上げました。

これまでの思い出を受け継ぎながら、「安心・快適・上質」を兼ね備えた新たな住まいとして、
ご夫婦のこれからの人生をやさしく支える家となりました。

【竣工データ】
■建築場所／兵庫県
■建物の工法／木造SE構法
■竣工日／2025年8月
■担当営業／平山 四郎
■担当設計士／面野 里絵（一級建築士）
■担当現場監督／後野 和宏