コロナ禍に中止していた当社の安全大会を先日3年ぶりに本社で開催しました。

協力会社の方々をお迎えするために大会議室内に会場を設定しました。当日は80名ほどの皆さんにお集まりいただきました。

当社の安全大会も全国労働安全週間の時期に合わせて開催しています。全国労働安全週間は今年で96回目。長い歴史がある取り組みです。今年は西宮労働基準監督署から職員の方にもご参加いただき、労働災害について講和をしていただきました。

労働災害防止の取り組みや労働衛生について改めて意識を高めました。

安全教育は過去の事故（の犠牲）の上に成り立っていると思うと心苦しいものを感じます。そもそも「安全第一」というスローガンも、それまでは労働災害が日常的であった20世紀初頭にU.S.スティール社（アメリカ）が「セーフティーファースト」を掲げたことに始まると言われています。安全を第一と捉えることで労働災害が減ることはもちろん、作業効率もあがり、生産性も上がったと言われています。
安全管理の基本は「整理整頓」にあると思うのですが、いわゆる「５S（整理・整頓・清掃・清潔・躾）」の取り組みも現場が抱える問題の改善に役に立つ基本中の基本であると思います。（「５S」に習慣を加えて「６S」とも言われます。）
のど元過ぎれば熱さ忘れる、ではなく、繰り返し繰り返し安全意識を呼び起こしながら、言葉だけでなく考え方や行動も伴って、無事故無災害を継続していかなければと思います。