2021/07/22
- 会社の素顔
いざという時のために!消防訓練を実施しました
先日、新入社員を対象とした消防訓練を実施しました。
そもそも消防訓練を実施するのには理由があります。消防法第8条により一定規模以上の事業所は、防火管理者を選任し消防計画に基づいて消火、通報及び避難訓練を実施する必要があり、年1回以上の訓練実施が消防計画によって定められているのです。また、訓練の内容は実施前と実施後に消防署へ届け出を行う必要があります。
今回の訓練では実際に消防署へ電話をかける「通報訓練」を実施しました。通報訓練では消防署の方に誤解を招かないよう、訓練での通報であることを明確に伝えます。訓練とはいえ消防署に電話をする機会はほとんどないかと思いますので緊張した様子でした。
続いて社内にある消火器の位置の確認です。初期消火は「天井に火が上がるまで」と言われていますが、迅速な消火活動を行うには消火器が社内のどこにあるのか、そして使い方を正しく理解していなければとっさの行動は行えません。
建築現場では工程によって消火器の位置が移動するケースがありますが、むやみに位置を動かすといざという時に設置場所が分からず混乱を招く恐れがあります。どうしても動かさなければならない場合、現場に出入りする全員が消火器の所在を周知しなければなりません。
災害は起こらないことが一番ですが、不測の事態が起こった際は焦らず迅速に避難・対応しましょう!