2018/05/27
- 会社の素顔
2018年 トライやる・ウィーク
今年もトライやる・ウィーク(※)の季節となりました。
三和建設では、毎年宝塚中学校の生徒さんを受け入れています。
※トライやる・ウィークとは、兵庫県下の公立中学校2年生および市立盲・養護学校中学部2年生を対象とした職場体験のことです。詳しくは、文部科学省公式ページにてご確認ください。
今年来てくれたのは、男子生徒さん2名と女子生徒さん1名の計3名です。
5/21(月)・22(火)・25(金)の3日間、弊社の業務を体感する時間を過ごされました。
※5/23(水)および24(木)は弊社定休日につき、別の企業様にお世話になっていたそうです。
まず初日の午前中は、オープンしたばかりの新本社を案内しました。
総務企画部 責任者の田邊チーフマネージャーより駐車場に施されたツタのレリーフの意味や、エントランスにある弊社設計士が手掛けたプランが描かれているディスプレイについて、説明させていただきました。
その後、2階3階のショールームへと続きます。
4階5階のオフィスフロアでは、自己紹介や挨拶の仕方を実践していました。
「お疲れ様です。」
朝でも夜でも交わす社会人特有のこの言葉、中学生たちはどのように感じたでしょうか。
お昼を挟んで、午後からは設計図面を手書きで実践します。
写真中央で座っている先生役を務めてくれたのは、木造建設部 設計の浅倉リーダー。
実は去年もトライやる・ウィークで、先生役を務めてくれました。
中学生たちに器具の使い方や、設計図面の書き方などを説明しています。
その説明が分かりやすかったのか、説明後中学生たちは黙々と図面を描いていました。
図面を描くといっても、プランは現在宝塚市川面にある弊社モデルハウス「XOXO」の図面を真似して描いてもらいます。
実際の図面と見比べながら描く姿は真剣そのもの。
私はすぐ近くで仕事をしていましたが、全く話し声が聞こえません。
すごい集中力で書き上げた図面は、納得のいくものになったでしょうか。
そんな責任重要な模型作りで先生役を務めてくれたのは、木造建設部 設計の中塚社員。
昨年入社したばかりの社員ですが、先生役に抜擢されました。
中学生たちに説明する姿は、緊張の面持ちでしたが様になっています。
模型作りはカッターを使いますので、厳重注意が必要です。
説明も終わり、早速模型作り。
楽しみにしていたからか、これもまた3名とも無言で進めていきます。
途中分からなくなったり困ったりした時には先生が登場して、やさしく教えてくれます。
それを繰り返して、模型がだんだんとカタチになっていきます。
しばらく経って様子を見ようと振り返ると…
あれ?!もう箱に入れて、蓋までしてしまっているではありませんか…
完成形を見せてもらおうと「どうだった?模型見せて~。」と声をかけますが、3人とも見せてくれませんでした。
なぜ見せてくれないのかなと思っていたら、
そして、最後にはそのモデルハウスの前で記念撮影。
三和建設でのトライやる・ウィークは、楽しんでもらえたでしょうか?
中学生たちにとってこの経験が良いものとなることを願いつつ、中学生たちの成長に期待しています。
貴重な時間を、ありがとうございました。
1日目|5月21日(月)





2日目|5月22日(火)
2日目は1日かけて前日に書き上げた設計図面を立体化します。 いわゆる”模型作り”です。 三和建設には毎年、”ものづくりが好き”という中学生が来てくれます。 今年来てくれた中学生たちも”ものづくりが好き”と言っていて、模型作りを楽しみにしてくれていました。




うまくできなくて… 隙間だらけになってしまって、納得できなかった
と悔しさを教えてくれました。 ”細かい作業の中にも繊細さが重要”ということを実感してもらえたのではないでしょうか。 今度作る機会があればその時はぜひ、一つ一つの線に忠実に、そしてこだわりをもって作ってもらいたいと感じました。3日目|5月25日(金)
最終日は新本社を出て、1日目で設計図面を描き、2日目に立体化した、その建物を実際に見に行きます。 その建物は、現在モデルハウス「XOXO」として利用されており、宝塚市川面の弊社分譲地内にあります。 では、早速中へ入ってみます。 設計図面と模型で想像していたイメージと実物は、一致したでしょうか? 色のない設計図面から想像していたイメージとは、きっと異なっていたのではないでしょうか? モデルハウス内では、三和建設が実際に行っている”定期点検”を模擬体験していただきました。 実際に床下にもぐったり、スケールを使用したり…

