別館に勤務していた社員がそれぞれ自分の机周りの整理・片付けが終わり、次に総出で行ったのが、棚や机など備品類の片付け、移動の準備でした。机や椅子は運び出されています。 別館に勤務していた社員は全員が本社に移動するのですが、移動前には当然、今あるものを本社に入れる、ということは計画されています。①移動後すぐに必要なもの、②今後1年間ほどの間で必要になるもの、③書庫に入れても支障ないもの、の3分類ほどに分けて識別していましたが、いざ作業を始めると、はたしてこれは要る？、あるいは要るけど本社に入る？などと、想定外のことも起こります。 でもそこは建設会社の社員です。なんとか収めていきます。 自分たちも自ら運び降ろします。 （大きな事務机や事務家具類は協力会社の方々に手伝っていただきました。その節は本当にありがとうございました。） 机や棚などは私たちでもなんとかなるのですが、複合機（コピーやファックスもできる総合機です）だけは専門の業者さんに依頼しました。 重さは約200㎏。簡単には分解できない機械です。4人がかりで作業されました。 別館の3階から階段を使って降ろし、約300m離れた本社まで運搬し、本社の2階に据え付けてもらいました。 この作業、業者の皆さんが別館に到着されて本社に据え付けるまでに要した時間はたった30分ほどでした。非常に手際のよい作業をしていただきました。 さて、片付けが進む別館の方ですが、棚を外す作業を進めるうちに、久しぶりに姿を現したものがありました。 壁に組み込まれていた黒板です。およそ10年ぶりに姿をみせました。ここに黒板があることを知らない若い社員もいて、この時は事務所内はちょっとした驚きに満ちた空気が漂いました。 一人の社員がシャレでメッセージを書きました。これが引き金になったかどうかは定かでないですが、2週間ほど後に当社では前代未聞のイベントが開催されました。