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2024/06/28

  • コラム

建物性能紹介「耐震性能」編

こんにちは。
ようやく梅雨に梅雨に入ったと思ったら、土砂降りだったり急に晴れたり…。
特に通勤時間に雨が強く降っているとそれだけで気分が下がってしまいますよね。
天気の急変に加え、湿度が高いと暑さを感じやすく、体調も崩しやすいので皆様ご自愛くださいませ。

大雨や台風などいつ発生するか分からない自然災害。安全で、快適で、末永くお住いいただくために、三和建設の建物の取り組みについてご紹介いたします。
今回は住宅でも特に気になる「耐震性能」についてのお話しです。

国が定める耐震等級

基準となる耐震等級1は、建築基準法で定められている震度6強から7に相当する数百年に一度起こりうる大地震で、 損傷は受けても人命が損なわれるような壊れ方をしない強度を持ちます。

「耐震等級1」でも充分なように感じますが、これは1回目の地震に耐えることが前提であり、同じ場所に続けて2回も大きい地震が続くことを想定されていません。大きな地震が発生すると何度も繰り返し発生する可能性があります。2016年に発生した熊本地震を例に挙げると、前震と本震ともに震度7を観測しており、約90%の住宅が2度目の地震で倒壊したと発表されています。

三和建設の標準仕様は「耐震等級3」。耐震等級1の1.5 倍の強度があることから、災害時の 救護活動や災害復興の拠点となる消防署や警察署などで多く採用されています。熊本地震では耐震等級3の住宅は2度の震度7に耐えていたことが、専門家の調査によって明らかになっています。

「耐震等級3にすれば安心なの?」
いくら耐震等級が高くても建物は地震の回数だけ負荷がかかり、ダメージは蓄積してしまいます。前述した熊本地震では1年間の余震発生回数は4300回、震度5弱以上の揺れは27回発生しました。三和建設では「耐震等級3」の性能に加え、制震装置「MIRAIE」を搭載しています。「MIRAIE」は地震のたびに最大95%揺れを軽減することで、家へのダメージを抑え住まいを守ります。

「MIRAIE」は地震の揺れを吸収力の高いゴムで制御します。これと同じゴムを用いたダンパーは、身近なところでは川西市と池田市に架かる新猪名川大橋に採用されており、その性能の高さが認められています。「MIRAIE」を製造する住友ゴム工業は、市場シェアナンバーワンのダンパーメーカーです。

こういった住宅の性能に関わる部分は建築が進んでいくと見えなくなってしまう箇所であり、住まいづくりを検討中の方にはぜひご覧いただきたいと思います。
随時、建築中の現場をご案内いたしますのでお気軽に弊社までお問合せください。

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