2025/07/23
- コラム
- 注文住宅の家づくり
今、木造建築が注目されているわけ
皆さんは、もう2025年大阪・関西万博に行かれましたか?
今回の万博では、これまでにないスケールの「木の建築」が大きな話題を集めています。

世界が注目!木造建築の象徴
■ 大阪・関西万博「大屋根リング(グランドリング)」
約61,000㎡という世界最大級の木構造を誇り、藤本壮介氏の設計によるこの建築は、日本の伝統建築の「貫」の工法で組み上げられた木造建築。伝統的な木組み技術とCLT(クロス・ラミネイティド・ティンバー)を融合したもの。ギネスにも登録された、まさに“木造建築の象徴”ともいえる存在です。
■ 万博会場に広がるパビリオン群
日本館をはじめ、ゲートやEVバス停留所まで、国産のCLT・LVL材を活用し、脱炭素・リユース可能な構造として設計。木造建築が未来のスタンダードへと進化していることを実感できます。

✅ 2025年、なぜ木造建築がここまで注目されているのか?
1. 環境にやさしい
木材は、育つ過程でCO₂を吸収・固定します。建築に使えばそのまま炭素を蓄積し続けるため、地球温暖化対策として注目されています。
さらに、2025年以降は「ZEB(ゼロエネルギービル)」「LCA評価(ライフサイクルアセスメント)」など、環境性能の可視化が進み、木造建築の価値が一層高まっています。
2. 新しい木の技術「CLT」で中高層建築も可能に
CLTなどの高強度木材の登場により、これまで鉄筋コンクリートでしか実現できなかった中高層のビルや大型施設も木造で建てられる時代に。
耐震性・耐火性・遮音性の向上により、都市部でも木造商業施設やマンションが増えています。
3. 国産材を使うことで、森を守り地域を活かす
日本の森は戦後に植林された人工林の伐採適齢期に入りました。今こそ、資源として適切に活用するタイミングです。
木造建築は、地域経済の活性化・林業支援・持続可能な循環型社会の実現にもつながります。
4. 人にやさしい“癒し”の素材
木材には、湿度調整・断熱性・香りなど人の身体と心にやさしい効果があります。
特に、オフィス・保育施設・高齢者施設などでは、木のぬくもりが生み出す安心感が評価され、木造建築が支持を集めています。
5. コストや工期のバランスも進化
近年の資材高騰の中、木造は比較的コストメリットがあると再評価されています。
さらに、プレカット技術や工場での生産体制が進んだことで、施工期間が短く・品質も安定するようになりました。
6. 国が後押しする「木の時代」へ
2021年に改正された「公共建築物等木材利用促進法」に加え、2024年以降も民間建築物への木材活用が制度的に推奨されています。
建築基準法の見直しにより、防火・構造のハードルが下がり、都市部でも木造建築の選択肢が広がっています。
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