2017/10/07
CASE-3 奈良で大人気のフォトスタジオの2号店が宝塚に誕生
お客様インタビュー【スタジオオレンジ モンテシート】
「一体、何ができるの?」「カフェ?美容院??」その個性的な建物の外観や、パームツリーが目を惹くリゾート風の外構に、工事中から密かに注目されていた「スタジオオレンジ モンテシート」。
その正体は、奈良で大人気のフォトスタジオの2 号店。去年の夏から新築工事の打ち合わせを始め、満を持して今年8 月に宝塚・山本にオープンしました。
打ち合わせには、多忙なオーナーご夫妻のスケジュールの合間を縫って、奈良から宝塚まで何度も足を運んでいただきました。型にはまらない自由な発想と、経営者としての熱い想いは、私たち関係者にとっても新鮮で、多くの刺激をいただきました。
Q1. このたびは、「スタジオオレンジモンテシート」のオープン、誠におめでとうございます。
もともと奈良でスタートされたフォトスタジオですが、なぜ2 号店をここ宝塚に出店されたのですか?竹中様も奈良のご出身と伺っておりますが・・?
写真の勉強のためにアメリカへ渡った時、ホストファミリーの家庭に飾ってある沢山の家族写真を見てカルチャーショックを受けました。
日本はどちらかというと、大切な写真は「しまっておく」文化。でも、アメリカでは写真は「飾る」もの。
日本の家庭にも、もっと写真を飾ってほしい。飾りたくなる写真を撮りたい。
そんな想いで地元・奈良に「スタジオオレンジ」をオープンしたのが2009 年。
コンセプトは『リビングに幸せを飾ろう』。
それから8 年がたった今、おかげさまで県外から来て下さるお客様も多くなり、日本全国にオレンジ流の写真をもっと広めて日本の写真文化を変えたいと思い、(奈良)県外への出店を決めたんです。
Q2. 出店の候補地はいろいろあったと思いますが、最終的に「宝塚」の地を選ばれた理由は?
そうですね・・まず、町のテイストが気に入りました。
空気感とでもいうか。
田舎すぎず、都会すぎず、でも上品さがあって。
何より僕が大学卒業後に渡米して、本格的に写真を学んだサンタバーバラのモンテシートという町の雰囲気に、よく似ていたんです。
三和建設さんにこの土地を紹介していただいた時、僕の頭の中では即決でした。
Q3. 土地探しからスタジオ建設まで、三和建設へ依頼された理由は?
他の不動産屋さんにも依頼はしていたんですが、どこよりも三和の営業さんが熱心でしたね。
遠方からの土地探しということでとても親身になってくれて、初回提案のときに手作りの模型も持ってきてくれました。模型なんて、ある程度プランが決まってから出てくるものだと思っていたので正直びっくりしましたが(笑)。
その一生懸命な対応に「三和建設さんにお願いしよう」と決めました。
Q4. スタジオの建設にあたり、特にこだわったことは?
自然素材をたくさん使ったことでしょうか。
一見、ホンモノと見間違えるほど、最近の工業製品の精度は上がっていると思います。
でも、僕はそれがイヤだった(笑)。田舎で育ったせいか、本物の木や無垢の床の足触りや手触り、質感・・それが自分にとって心地よいモノで、心地よい「空間」を生むと思っています。
だから、「自分が寛げる空間をお客様にも提供したい」と考えた時、僕にとって自然素材を使うことは必須だったんです。
既製品のクロスを貼るのもイヤだったので、下地までは三和さんにお願いして、仕上げはうちのスタッフ総出でペンキを塗りました。
奈良のスタジオでは、毎年自分たちでプランを考えて改装をしているので、内装工事はみんな手慣れたもんなんです(笑)。
Q5. 三和建設の各担当者はいかがでしたか?
みなさん・・とっても個性的で(笑)、楽しく打ち合わせさせてもらいました。
コミュニケーションがうまくいかなくてヤキモキした時もありましたけど(笑)、無理なお願いもカタチにして頂き、全体として本当に一生懸命対応していただいたと思っています。
ありがとうございました!
Q6. 今後、三和建設に望むことは?
先ほどの話と重複しますが、やはりチームとしての情報共有をもっと円滑にしたほうがいいと思いますね。
施主に対して設計さん、営業さん、現場監督さんや職人さん・・とたくさんの人が動くわけですから。
あとは、もっといろんな素材や設計にチャレンジされたらいいのに、と。三和さんとしての「規格」というものがあるのかもしれませんが、時には今まで使ったことがない材料を提案してみるとか。
プロとしてメリット・デメリットをしっかり説明したうえで、提案の幅をひろげて、三和建設さんのファンをもっと増やしてほしいと思います。