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2023/06/24

  • 三和建設の家づくり
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西宮市宝生ヶ丘の家~配筋検査~

現在西宮市で建築中の現場にて、これから家の土台となる基礎工事が始まるに伴い、鉄筋が図面通りに配置されているのか基礎の配筋検査が行われました。チェックする設計者と現場監督の表情は真剣そのものです。(当然ですが。)


今年入社した新入社員も現場に入って経験を積んでいます。(なぜ検査をするのか、検査の基準は何か、合否判定はどう判断するのか、等の基本を監督者として早く身につけなければ。)

建築工事にはお客様に間違いのない建物をお引き渡しするために検査はつきものです。建築基準法に基づく行政による中間検査(構造体の検査)と完了検査、及び住宅瑕疵担保責任保険の検査は基本的な検査ですが、これらは施工者、設計者以外の方々による検査です。
今回の基礎配筋検査は社内検査と言われる範疇で、施工会社がいわば自主的に行うものですが、自分たちで作ったものを自分たちで検査するという、いわば第三者の視点がない検査であるがゆえになおさら、非常に責任が伴う検査です。まさに技術者としての矜持が試されている機会です。
当社では建物の品質のため、18種の自主検査項目(施工者による検査と設計者による工事監理としての検査を含む)を設定しています。

施工会社の自主検査以外にも、第三者検査(施工会社と利害関係のない第三者の技術者による検査)がお施主様の希望で行われることもあります。工事に限らずですが、様々な管理対象(安全管理、衛生管理、防火管理、車両安全運転管理、個人情報保護等々)については第三者の視点(法令を含む)に十分に耐えうる基準を持ち、維持していくことが必須です。特に新卒新入社員の皆さんには、検査の現場体験を通じて「知らなかったでは済まないことがある」という怖さも自覚しながら技量の習得に励んでほしいものです。

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