2018/01/20
- 新本社建設プロジェクト
タワークレーン解体
2018年も明け、合同安全祈願祭もつつがなく催行され、今年も無事故無災害の誓いを立てました。
松尾神社の金岡宮司様のご発声で神酒配載(しんしゅはいたい)の儀式も行うことができました。その際には普通の「乾杯」という発声ではなく、「弥栄」という声と共に催行しました。「弥栄」は「いやさか」と読みます。「ますます栄えるように」との意味があります。
さて、安全祈願祭を終えて一週間余りが経って、新社屋の現場でも大きな動きがありました。タワークレーンの解体です。
マストクライミング方式で組み立てられたタワークレーンが上から順番に解体されていきます。
各支柱の大きさは作業されている人の身長から想像してください。
各支柱をつなぎ、固定していたボルトは20個。
上の写真は中にステップが付けられているのが分かります。解体するときにもこれを使って、職人さんたちは上に上がっていかれました。
工事中には多くの資材を釣り上げていたアームも解体されます。
支柱も最後の一本になっています。
タワークレーンの解体作業は二日がかりで行われましたが、並行して新社屋の正面入り口にガラスのはめ込み作業も行われていました。
ガラスをはめ込む作業には「ガラス施工技能士」という資格を持った方が行います。この時現場におられた方は「一級ガラス施工技能士」という資格をお持ちでした。
一級ガラス施工技能士の試験を受けるには原則として7年間の実務経験、または二級ガラス施工技能士に合格してから2年の実務経験が必要です。この現場では熟練の技量を持たれた方が作業をしてくださっていました。
新社屋の現場もいよいよ佳境に入ってきました。竣工の日まで随時掲載していきます。