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2019/11/12

  • SE構法
  • 注文住宅の家づくり

確かな材料が生み出す本当の耐震性(SE構法の工場見学会で学ぶ)

11月9日(土)に、SE構法のプレカット材が作られる指定工場の見学会が行われ、これから建築が始まるお客様とご一緒に行ってまいりました。 京都府八幡市にある(株)岡本銘木店の京都工場には今回も各地から勉強熱心なお客様が参加され、納得いく体験になったに違いありません。 ※このページの最後に、SE構法の「建て方」を撮影した動画を掲載しています。 さて、この見学会では製材の様子を見るだけではなく、SE構法が訴える「本当の耐震性とは」について学びます。 木造住宅の場合、現在の建築基準法では “最低限” の耐震性があれば建築できます。 では、最低限の耐震性では、大きな地震が来たときに安全と言えるのでしょうか? 実際、2016年の熊本地震は最大震度7がわずか2日足らずの期間に2回繰り返されるという地震で、2000年基準の木造住宅や耐震等級2の木造住宅でも倒壊被害が続出したと報じられました。 2000年基準のきっかけとなった兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)では地震が起きてから建物が倒壊するまでの時間はわずか3秒と言われ、こんな短時間では火を止めることも、扉を開けて出口を確保することもできません。 建物の倒壊を止めることが何よりも大切です。 そのために必要なのが「構造計算」です。 SE構法は全ての建築物で構造計算を実施しており、新潟中越地震、東日本大震災、熊本地震が起きた地域においても、全壊や半壊などの被害は受けていません。 家族の命、自分自身の命を守るため、安全と安心を第一にとらえるSE構法を 知っていただきたいのです。 今回の講習で主に学んでいただいたSE構法の特徴は3つ。 1.強度基準が明確な材料を使っている 強度基準が明確な材料「集成材」等を使うことで、木の不確定要素を取り除くことができます。 2.科学的根拠のある構造計算を全棟で実施している これだけ災害の多い日本であるのに未だに義務付けられない木造の構造計算をSE構法は、RC造のビルなどと同じように、明確な数値で1棟ごとにその強さを示します。 3.間違いなく建物が完成される仕組み「完成保証」で建築主を守る 建設業者やデベロッパーの倒産によって住宅が引き渡されないなどトラブルに建築主が巻き込まれないよう、SE構法の材料供給会社である(株)NCNが住宅あんしん保証と提携して制度を構築、全棟(※)に完成保証を付けることになっています。 (※)三和建設が建てるSE構法の建物全棟に採用されます。 ——————————以下より見学会の様子です—————————— <工場内での講習会の様子> 一般住宅に使われている木材と見比べていただけないのが残念ですがここで作られるSE構法の材料はとても美しいです。 皆さんが座っておられる「腰掛用」に使われている木材も、美しい・・・。 <工場内とプレカットライン見学> 参加されるお客様は勉強熱心な方が多く、納得されるまでご質問していただいています。 <プレカットに使用されている裁断・加工用の刃やドリルなどの工具> <SE構法の各所接合部に使われる“SE金物”> 実際に持ってみると、結構重たいですよ。 <見学会のクライマックス・・・実際の「建て方」見学> 実際に “ドリフトピン”(=材木どうしをつなぐ金物を留めるピン)を打つ体験も。 〈動画〉※恐れ入りますが、再生速度は画面上にてご自身で調整をお願いいたします。 いかがでしたか? この工場から “わが家” の最も重要な骨格となる部分が作られ、運び出されていきます。 材木や製材工程までお見せするのはSE構法の自信の表れと言っても過言ではありません。 SE構法について知るには必ず見ていただきたいと思っている見学会です。

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